深呼吸のススメ~自律神経にやすらぎを与える呼吸法~

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深呼吸してください。

 

どうでしょう?最初に息を吸いましたか?吐きましたか?

 

「呼吸」は「吐いて(呼気)」「吸う(吸気)」と書くように、

吐くことがとても大切なのです。

深呼吸も同じ。まずは息を吐ききることが基本です。

 

漢方の世界では、吐く息を「濁気(濁った空気)」、吸う息を

「清気(きれいな空気)」と表現します。

まずは汚れた空気を吐ききらないことには、きれいな空気が入ってくる

スペースが有りません。

肺の中の空気を空にしてきれいな空気で肺を満たすと体全体に酸素が

行き渡り、内蔵たちも大喜びです。

 

 

⚫呼吸は自分の意志で意識と無意識をつなげることができる唯一の方法

 

ぼーっとしている時、意識して呼吸してますか?

おそらく勝手に体が呼吸をこなしています。

これは自律神経でもって無意識のうちに呼吸が行われているからです。

 

しかしながら、意識的にも呼吸をすることができます。

深呼吸がその代表選手です。

 

この意識と無意識をつなげている呼吸を利用することで、自律神経の

コントロールが行えます。

 

息を吸う→交感神経を利用しています。

息を吐く→副交感神経を利用しています。

 

過呼吸を例としてみてみると、体に大きなストレスがかかり、極度の

緊張状態となります。交感神経ビンビンの状態です。

ストレスがかかると体は急激な酸素不足に陥ります。

なので酸素を取り入れようと息を吸おうとするのですが、交感神経が

高まっているため息を吐く行為が疎かになってしまし、呼吸がうまく

行えない状態になっています。

 

人は緊張すれば呼吸は浅く、息を吸いがち。「息を飲む」なんて言葉も

息を吸う行為ですよね。

 

なのでストレスを感じたときこそ「息を吐く」!!

これは自分をコントロールするためにも是非覚えておいてもらいたい

テクニックです!(薬使わないからお金かからないし・・・)

 

⚫リラックスできる(副交感神経を高める)呼吸法

※呼吸は腹式呼吸で行います

1、口をすぼめて息をお腹の底から吐ききります。

  2~3回に分けて「フーッフーッ」と吐くと、より深く息を吐けます。

2、吐ききったら腹圧を緩め、鼻から自然に空気を入れていきます。

  その流れで大きく吸えるところまで空気を取り入れます。

3、息を吸いきったら1秒ほど息を止めて、軽くいきみます。

  いきんだ際に肺胞が開き、酸素の取り込みが行われやすくなります。

4、吐くときと8秒、吸うときは3秒で行いましょう。

  呼気を長くすることで副交感神経優位になります。

5、1~3を数回繰り返しましょう。

 

~ポイント

・吸うのは絶対鼻!!吐くのはどちらでも良いですが、口をすぼめたほうが

 深く吐ききることができます。

 

春はストレスの影響を受けやすい季節。交感神経優位になります!

体をリラックスさせて上げましょう!

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